霧の町「軽井沢」霧の魅力をお教えします。
- 最終更新日:2025.05.05
- 公開日:2019.07.12Writer:りぞまま
よく軽井沢へ遊びに来る方はご存じかと思いますが、軽井沢は「霧の町」です。
碓氷峠から上昇気流に乗ってきた空気が、標高950~1200mの軽井沢に到達することによって
急激な気圧と温度の変化にさらされ、霧になっています。
霧は水蒸気ですので別荘購入を検討中の方の中には、湿気が気になるという方もいらっしゃるかもしれません。しかし、霧はデメリットばかりではありません!今回の記事では軽井沢の霧について書いていこうと思います。

◆軽井沢の霧の魅力
その①:霧が楽しめる!
霧と雲は同じものだとご存じですか?上空で空気が冷やされて水蒸気となったものが雲で、地表付近で空気が冷やされて水蒸気となったものが霧です。霧の中ではなく雲の中にいると考えるとわくわくした気持ちになりますね。...私だけでしょうか?
また、高級別荘地である旧軽井沢は軽井沢の中でも、霧が多いエリアになりますが、この霧があるからこそ森林や苔が育ち、独特の自然を目にすることができます。
その②:霧下気候の野菜がおいしい!!
軽井沢の野菜は霧の中で育つことから「軽井沢霧下野菜」と呼ばれています。霧の発生する頻度が高く、特に7月~9月には早朝に霧が発生するため、夏場であっても野菜の乾燥を防いでくれます。
軽井沢霧下野菜にはレタスや白菜、ホウレンソウ、野沢菜などがありますが、どれもシャキッとしていて野菜の甘みが絶品です!とびきり美味しいのでぜひ食べてみてください!
その③:夏も涼しい!!
軽井沢は7月、8月であっても気温が30度を超える日は多くありません。標高が高いことも理由の一つですが、霧の発生も理由の一つとして挙げられます。特に夏場は霧がよく発生するため気温を下げてくれています。
また、霧は水蒸気ですので実際の気温よりも体感温度がぐっと下がるとも言われています。
参考:気象庁「過去の気象データ検索|軽井沢」1991~2020年の平年値
◆霧との関わり方
軽井沢での暮らしが長いと「霧なんてへっちゃら!」になるのですが、別荘の購入や定住を考えている方からすると厄介なイメージがあるのではないでしょうか?
完全に霧を断ち切ることはできませんが、土地や地形の特徴を活かして霧の少ないエリアを紹介することができます。ご希望の方は軽井沢のプロフェッショナルたちがおすすめのエリアをご紹介させていただきます!
今回は軽井沢の霧について書きました。軽井沢は霧の都と言えるほど、霧が多い場所ではありますが悪いことばかりではありません。ぜひ霧の都に住んでみてはいかがでしょうか?